男性不妊について
不妊治療は、女性が受けるものという認識はもはやなくなり、不妊の原因のおよそ半数が男性側の問題であるということが認められています。
精子も年齢を重ねると最近話題になっている「卵子の老化」と同様に、受精能力が低下する可能性があるという研究を、独協医大越谷病院(埼玉県)泌尿器科の岡田弘教授らのグループがまとめられました。
岡田教授らは男性不妊外来を受診した男性のうち、明らかに精子の形態や運動能力に異常が見つからない80人分の精子を採取。精子の能力を調べるためにマウスの卵子に顕微授精させて、分裂を促す活性化能力があるかどうかを調べました。
その結果、35歳未満の男性の精子では約7割に活性化能力があったが、35~39歳では62%、40~44歳では52%、45~49歳では39%と、35歳を境に低下しました。つまり35歳を超えると既報の「卵子が老化する」だけではなく、「精子も老化する」ことが医学的に証明されました。
~男性側の原因について~
乏精子症
無精子症
精子無力症
精子不動症
逆行性射精
勃起障害
射精障害
奇形精子症 (全精子の70%以上が奇形精子である場合を奇形精子症という)
等があります。
精子を良くするために千幸堂でお勧めアドバイス!
・禁煙
・下着(ボクサーパンツは✖。トランクスが〇)
・膝上でノートパソコンを使わない
・サウナに注意・育毛剤に注意
・バイク・自転車に長時間乗らない
・禁欲しすぎない
・有機溶剤化合物に注意
・環境ホルモンに注意
・心理ストレスの軽減
等があります。
漢方薬でも精子の質を上げたり、精神的なストレスを軽減することが出来ます。思い当たられるカップル、ご夫婦の方は、ぜひ千幸堂までご相談ください。